●天才さがし
天才のいるメーカーを追え。
それを作った人の顔が浮かんできて"ウン、やった!"としたり顔……選ぶなら、そういう商品を選ぶのが、理想であると私は思う。
インウイのアイブロウを見た時、"芯をここまで細くしただけで天才技だわ"と思わず声を上げた。
それまでは、芯が変に太く丸っこいから、誰も上手に眉が描けなかっただけ。
名品は単に芯を細めただけであっけなく生まれてしまった。
例のケヴィン氏の提案かもしれないが、インウイには明らかに天才がいる。
コスメデコルテにも天才がいて、スキンケアものの感触や、パウダーファンデの仕上がりなど、何気ないのに素晴らしい。
あきらめない人の執念が見える作品。
忘れちゃいけないのが、天才の真打ちヘレナ。
フォースCの本気かつ小粋な作りには恐れ入ったし「ふーん、クリームタイプが出るの?」と思っていた私たちの前に現れたフォースCクリームは、目の前でオレンジの皮をむいてるようなライブな香りに生ツバごっくり。
こんなに酒落た裏切りなど、凡人にできる芸当じゃない。
それと最近のエレガンスも、あの"つけまつ毛カタ無しマスカラ"をはじめ、心憎い技が効いた製品が多く、天才の存在が見え隠れ。
ま、こんな要領で、天才さがしをしながら化粧品選びをするのも一興なりと思うけど。